2020年10月06日 19:55更新
海外のレストランでシェフ経験がある料理人から、ビジネスに生かせるヒントを学ぶセミナーが6日、上越市のアートホテルで開かれた。
このセミナーは東経連ビジネスセンターの協力でJCVが開いた。6日は「地産外創」をテーマに、仙台市で弁当やケータリングサービスを展開する「タノジデリ&スイーツ」のオーナーシェフ松本圭介さんが講師を務めた。
松本さんは昨年まで、シンガポールのレストラン「ルウィンテラス」でシェフを務め、「和魂洋才」の料理を提供してきた。その体験から松本さんは、繁盛する店はシンガポールと日本で経営のスピード感に違いがあると気付き「日本は客とコミュニケーションを取りながら、徐々に店のファンになってもらうことが多い。シンガポールは一度来ただけでファンにするパフォーマンス力がないと通用しない」と説明した。
そのうえで、店を繁盛させるには日本料理などの形にこだわらず、土地の文化にあわせて、商品を柔軟に変えなければならないと話した。
松本さんは上越地域について「海外から見ると雪国のイメージがある。東南アジアでは雪国の憧れが強いので、ビジネスでは雪国をアピールできると良いのでは」と話していた。
セミナーの模様は後日JCVで放送する予定。
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