2020年09月15日 16:00更新
上越地域消防局の消防士3人が消防学校の新人研修で優秀な成績を収めたとして15日、伊藤公雄消防局長から表彰状が手渡された。
表彰状が手渡されたのは、妙高市出身の水口利樹さん、藤井龍輝さん、上越市出身の池内晴さんの3人。
研修はことし4月からの5か月間、県消防学校で行われ、上越消防の6人を含む県内19の消防本部から、新人64人が参加した。研修では、消防法や建築学などの座学と、放水や救命などの実技を学ぶ。卒業前には、学業と体力のテストが行われ、その結果、学業では水口さんが最も成績が良い最優秀賞に。藤井さんは上位の優秀賞、体力では、池内さんが優秀賞を受賞した。きょうは伊藤公雄消防局長から表彰状が手渡され、3人は消防士としての歩みをスタートさせた。
水口さんは「現場に出ることがスタートライン。市民の安全安心を守ることを意識したい」。藤井さんは「救急でも心肺蘇生法などコロナ禍の対応があるので、市民に情報を発信したい」。池内さんは「助けを求める人がいることを意識してきた。いつ出動がかかっても迅速に対応したい」とそれぞれ抱負を語った。伊藤消防局長は「努力をした結果で、いい滑り出しだと思っている。これを励みに頑張ってほしい」と激励した。
今月23日からは後期の研修があり、上越消防から新たに4人が参加することになっている。
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