2017年05月19日 16:29更新
上越市は昨年7月に発覚した市が指定するごみ袋の一部に不具合があった問題で、不適な事務処理にかかわった職員を19日に処分した。また不具合があったごみ袋については、交換期限を設けずに、引き続き対応していくことにしている。
処分内容
●自治・市民環境部生活環境課 課長(50代・男性) 戒告
●自治・市民環境部 部長(50代・男性) 文書訓告
●自治・市民環境部生活環境課 副課長(50代・男性) 文書訓告
●同課 係長(40代・男性) 口頭注意
この問題は昨年3月から5月にかけて製造出荷された市指定ごみ袋の一部が破れやすく、強度が弱くなっていた。7月に不具合の発生を確認したあと、原因究明や市民生活に与える影響の調査が不十分であり、初動の対応が職務怠慢であったもの。
また、不具合が発生している現状を5か月にわたり市民に公表せず、市民生活に大きな混乱を生じさせた。
処分に対し村山市長は「多大なご迷惑とご不便をおかけしましたこと、改めて心からお詫び申し上げます。改めて適切な事務の執行について徹底を図るとともに、市民の皆様の信頼回復に向け、誠心誠意努めてまいります」などとコメントしている。
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