2020年09月12日 04:00更新
上越市仲町の料亭「宇喜世」を拠点に、上越の歴史文化を体験する日帰りツアーが始まった。このツアーは、上越ならではの食材を味わいながら上越の歴史文化を体験してもらおうと、大島グループが企画した。13のコースがあり、いずれも老舗料亭 宇喜世での昼食と見学からスタートする。
昼食は地元の食材を使ったツアー限定のものを用意。また国登録有形文化財の建物内を見学できる。
旅のキーワードは「佇む」「お酒」「職人芸」「老舗めぐり」「高田瞽女」の5つを設定。それぞれに高田の雁木町家めぐり、名家訪問、バテンレースづくり体験などが盛り込まれている。
コースのうち林富永邸では、茅葺屋根と枯山水の庭園を眺めながら、6月に屋敷にオープンしたカフェで発酵スイーツを味わうことができる。また高土町の猪俣美術建具店では、伝統工芸品の組子でコースター作りの体験ができる。そのほか瞽女ミュージアムでは、語り部から瞽女文化について話を聞く。
ツアー料金はコースにより税込み1万円から1万8千円まで。宇喜世から近いコースは徒歩で、離れたコースはタクシーで移動する。タクシーを利用するコースは「つなぐ、にいがた」キャンペーンの対象となり、参加の当日ツアー代から3,000円のキャッシュバックがある。
企画を担当する観光事業開発室の平山公明室長は「上越は語り部など人材が豊富、改めて話を聞く機会になる。またプロのマイスターの指導によるオリジナル作品作りができるのも初めての試み」「新しいものを発見できる、五感に響くツアーになっている。地元の方もぜひ参加を」と呼びかけている。
ツアーの実施日は11月4日まで、コースによって異なる。ツアーの申し込みなど、詳しくは宇喜世のホームページをご覧ください。
⇒ 宇喜世
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