2020年08月28日 17:34更新
炎天下の車内にスプレー缶を置くとどうなるか?上越地域消防局は、スプレー缶の破裂実験の動画をホームページで公開した。市販のスプレー缶が高温下で破裂するもの。暑い日がつづく中、動画をみて、その危険性を知って欲しいと呼びかけている。(実験写真は上越地域消防局提供)
実験では、頑丈な箱の中にスプレー缶とヒーターを入れ、温度を少しずつ上げていった。60度を超えると缶全体が膨らみ、気温が72.9度になったとき爆音とともに破裂し炎を上げた。
実験者を驚かせたのはその破壊力だ。箱の前面にとりつけたアクリル板が吹き飛び、スプレー缶の口金部分が箱のふたを突き破りコンクリートの天井に突き刺さったという。
動画ではこのほかにも、炎天下の車内はスプレー缶が破裂した温度より高い76度に達することも紹介されている。
入村係長は、「高温多湿の下でスプレー缶は危険。スプレー缶は携帯し車の中に放置することはぜひおやめください。」と呼びかけている。
この動画は、上越地域消防局のホームページに掲載されている。
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