2020年09月09日 17:52更新
上越市消防団が日本消防協会の定例表彰で受章した最高位の特別表彰「まとい」と、消防庁長官表彰の「竿頭綬」が、9月30日(水)まで上越市役所の市民ホールに展示されている。
左:「竿頭綬」 右:「まとい」
ダブルの栄誉は全国で上越市消防団だけの快挙。 特別表彰「まとい」は、全国に約2,200ある消防団から規律、技能、さらに消防操法大会での結果等が特に優れた10団体にのみ授与される、最高栄誉賞とされている。
まといを受賞するには大きなハードルがある。「表彰旗」とよばれる表彰を受けたうえ、以後10年間の活動実績が審査されるという厳しいもの。上越市消防団は平成17年の設立。現在14の方面隊に53分団222の消防部があり、4,024人の団員が日夜、夜警などの防火活動から消防訓練に励んでいる。その成果は、昨年1年間の火災発生件数30件と、前の年より3割以上減らすことにつながった。まといの受賞はこれが初めて。
6月29日 小川時雄 団長と副団長3人が村山市長に受賞を報告
小川団長は「上越は密集地区が多く大規模火災になりやすい。また、大きな河川があって洪水の危険もある。その度に必ず消防団が出動してきた」「1日と15日には必ず夜警をしている。それらの活動の継続が実を結んだ結果だと思う」と受賞を喜んでいる。
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