2020年08月25日 18:24更新
感染症を防ぎ安全な旅ができる観光地となるにはどうしたらよいかをテーマにしたシンポジウムが妙高市で来月23日(水)開かれる。メインの講演者には、感染症シミュレーションの専門家が招かれる。
これは25日に開かれた妙高市の定例記者会見で明らかになった。シンポジウムでは筑波大学ビジネス科学研究群の倉橋節也教授が基調講演を行う。倉橋教授は、観光地で新型コロナの感染者が発生した場合、どうすれば拡散をとどめられるかスーパーコンピュータを使って研究している。市では、倉橋教授に妙高モデルとなる安全対策の立案を打診している。シンポジウムでは、それをもとに、全国に先駆けて安全な観光地づくりを発信していく予定。
一方、総額1億90万円の9月の補正予算案が発表された。国や県の負担金や交付金などの返納金が主で、新型コロナ対策では今回、特に目立った事業はなかった。これに対し妙高市は「タイミングが経済対策には一番重要。秋冬に向けて何らかの経済対策が必要になると思っている。それに向けて庁内で事前打ち合わせをしている段階」と説明している。
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