2020年08月23日 17:56更新
先生、童心に帰ります!
小学校の教員を対象に授業で使える科学の知識や実験方法のコツを伝える催しが22日、上越科学館で開かれた。
この催しは地元小学校の教員に上越科学館に親しんでもらい、施設にある学習資源を知ってもらおうと3年前から毎年、夏休み中に開かれている。参加したのは6人の小学校教諭とその家族。まず永井克行館長から普段は入れない科学館のバックヤードにある実験装置や器具について案内を受けた。
続いて音や光の仕組みがわかるおもちゃの作り方や様々なカエルの特徴について科学館の学芸員から講座を受けた。
最後は永井館長が液体窒素や強力磁石を使った実験を披露し、先生たちは子どものように驚きの声をあげていた。参加した先生は「液体窒素を使った実験や氷の結晶を見る実験が神秘的で楽しかった。学校の理科や生活科で、身の周りの不思議な出来事を見ることがあるが知識として役立つことがあればと思って参加した。低学年の担任をしているが今日習ったカエルの知識をこどもたちにも伝えていきたい」「楽しくて驚き発見の連続だった。こういう気持ちを子どもたちにも伝えていきたい」永井館長も「科学館は必ずしも学校の理科に直結してはいないが、学校の先生に少しでも理科に興味を持ってもらい、ここを学習素材として少しでも使ってほしい」と話していた。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.