2020年08月19日 18:00更新
首都圏で活躍する上越市出身の音楽家3人が、音楽ユニット「ハーモニーえちご」を結成し、YouTubeで上越ゆかりの歌を公開している。結成を呼びかけた高橋維さんは「どの歌も上越のいいところがつまっている。音楽でふるさとへの思いを深めてほしい」と話している。
音楽ユニット「ハーモニーえちご」は、ソプラノ歌手・高橋維さん、メゾソプラノ歌手・宮澤彩子さん、そしてピアニストで作曲家、平野真奈さんの3人。全員が上越市出身で、高校まで市内の学校に通った。
動画の投稿は今月から始まり、上越市民の歌「このふるさとを」、「夏は来ぬ」など、4本が公開されている。
3人は現在、東京都や埼玉県に住み、プロとして活動している。しかし新型コロナの影響で、演奏する機会が減ってしまった。さらに帰省も難しくなって、日々、故郷への思いが募る中、高橋さんが小学校のころから知り合いの2人に、ユニットの結成を呼びかけた。演奏は、ピアニストの平野さんが編曲を担当。動画の撮影・編集は、YouTubeで個人チャンネルをもつ高橋さんが担当した。
高橋さんは「上越に帰れずふるさとに思いをはせる時間が多くなり、ふるさとへの思いを再確認できる機会になった。お客さんの前で演奏できなくてもどう届けるか。人と人をつなげたい」と結成の理由を話す。
高橋さんは、今後も上越ゆかりの歌を公開し、いずれは「ハーモニーえちご」として、地元で演奏会を開きたいと考えている。 高橋さんは「『上越市民の歌』は、地名や上越のいいところをよく表している。歌を通して上越市への思いが深まった。その思いを聞いている人にも感じてもらえれば」と視聴を呼びかけている。
動画はYouTubeで「ハーモニーえちご」と検索すると見ることができる。
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