2017年05月16日 14:07更新
16日 妙高市原通地区
妙高市で生産拡大を目指している食用ホオズキ。秋の収穫を目指し、露地栽培での苗植えが16日に妙高市原通地区で行われた。
食用ホオズキは妙高市中川にある気候調査会社「アサップ」が妙高市の特産にしようと、年間を通した収穫・販売に向け栽培と研究を続けている。
収穫前のホオズキ
冬の終わりから初夏にかけて収穫されるハウス内の水耕栽培に対し、秋に実りを迎えるのが露地栽培。
「アサップ」では3年前から試験的に農家コミュニティの「原通振興会」に露地栽培でのホオズキの生産を委託している。きょうはメンバー8人が28アールの畑に約600本の苗を植えた。
食用ホオズキ
収穫は早ければ8月末から始まり、雪が降るまで続けられる。去年はことしとほぼ同じ作付面積で約300㎏、約6万個が収穫された。
一方で、安定した栽培方法はまだ模索段階だという。今年は植え付ける時期を半月ほど早め、枝の剪定や虫の駆除のタイミングなどを見極めることになっている。
実りのころには2mほどの背丈になり、横に植えられた支柱に沿って、アーチ型に育ち、ホオズキのトンネルが出来る予定だ。
原通振興会では、今年は収穫量500㎏を目指している。
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