2020年08月06日 14:31更新
カメさんと2ショットが撮れます!
上越市立水族博物館うみがたりで6日からウミガメ4匹の展示がはじまった。
上:アカウミガメ 下:アオウミガメ
展示されているのはアオウミガメ2匹とアカウミガメ2匹。いずれの個体も甲羅の長さは約35㎝。場所は、うみがたり1階のタッチングプールで、ウミガメを間近でみることができる。うみがたりでの展示はこれが初めて。
アオウミガメ
このアオウミガメは昨年、直江津沖でうみがたりの飼育員に保護された個体。発見当時、左足が欠けていた。これまで水族館のバックヤードで治療を受け、元気に回復したため、今回の展示となった。残りの3匹は、愛知県の水族館から借りたもの。
アオウミガメ ↑
アカウミガメ ↑
2種類のウミガメは体色の他、頭の大小などが異なる。エサはアオウミガメが海藻などを食べる草食だが、アカウミガメは貝やイカなどを食べる。飼育員によると個体によって性格も異なるということ。
ウミガメはビニールやプラスチックなど、いわゆる海洋ゴミを誤って食べて傷つくことが世界的に問題となっている。飼育員は「アオウミガメは絶滅危惧種。アカウミガメは危急種。ゴミを食べて死んでしまう個体もいる。海洋ゴミについて考えてもらいたい」と話している。
昨年保護したアオウミガメは、健康状態を見たうえで、海へ放す予定だということ。
ウミガメの展示は6日から来月末まで。展示時間は午前10時から午後5時まで。飼育員による解説やエサやりは毎日11時、13時、15時からの3回。ただし、今月8日から16日までは休みとなる。
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