2020年07月22日 17:08更新
今年だからこそ 御利益を!
この夏、直江津祇園祭が中止される中。毎年、御饌米奉納でトリを務めてきた、あけぼの町内会の山車にのっている龍神像が20日から、ホテルセンチュリーイカヤのロビーで公開されている。
あけのぼ町内会の山車にのってる龍神像。ホテルセンチュリーイカヤの1階ロビーに展示されている。
『龍神』は、祇園祭では、屋台の上に飾り町内を練り歩き、普段は間近で見ることはできない。今年は、祇園祭が中止のため、屋台の巡行も無くなった。町内会では、龍神像をみて祭りの気分を味わってもらいたいと、直江津駅前商店街振興組合の協力を得て、展示を企画した。
直江津駅前商店街振興組合 専務理事の重原稔さんは、「龍神様の拝観をきっかけとして、本来お祭りの趣旨である八坂神社様にお参りに行っていただいて、来年の祇園祭の活気と地域の元気を願っていただければ本当に良い、大切な部分と思う。」と話した。龍神像は、昭和32年あけぼの町内会の山車を新調したときに、当時のいかや旅館から寄贈されたという。像をつくったのは、東京台東区の老舗人形店の吉徳大光。
龍神像は、今月29日までホテルセンチュリーイカヤの1Fロビーに展示されている。なお、最終日29日は御饌米の日ということで、午後4時から8時まで祭り本番のクライマックスと同じく龍神が若い人間の姿に変身する予定。
『龍神像』展示
■場所:ホテルセンチュリーイカヤ1Fロビー
■開催期間:7月20日(月)~7月29日(水)※最終日は20時まで
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