2020年07月23日 11:57更新
道の駅あらいの東側に整備された拡張エリアが23日にオープンした。農産物の直売所が入る「四季彩館みょうこう」には初日から行列ができ、入場制限がかかるほど大勢の人でにぎわっていた。
提供:国土交通省
道の駅あらいの国道18号線を挟んだ東側に拡張整備されたエリア。妙高市と高田河川国道事務所が連携し、防災機能の強化や地域活性化などを目的に整備した。面積は既存の道の駅よりも広い約3万8,000㎡。炊事棟などがある防災広場、直売所やレストランが入る複合施設「四季彩館みょうこう」をはじめ、授乳室などを完備した多目的トイレ、屋根付きのチェーン着脱場がある。駐車場は235台分。整備費用は総額4億5,700万円(3分の1が国からの補助)。
写真左:チェーン着脱場 写真右:多目的トイレ
おむつ交換台 授乳室なども完備
防災広場
南側に整備された防災広場は、災害時に地域住民や観光客の避難拠点となる。広場には最大で約3,000人が一時避難でき、避難場所や炊き出しの場所、自衛隊の拠点として活用される。
オープン初日は式典が行われた。入村市長は、1番の目的は防災機能の強化としたうえで「国道を利用する人、地域の安全のための道しるべとして、大勢の人に利用してもらいたい。地域振興の核になるようお互いに努力していきたい」とあいさつした。
四季彩館みょうこうの前には開店と同時に行列ができ、入場制限がかけられていた。直売所には、朝採れのレタスなど新鮮な野菜、妙高産のコメ、加工品などが並び、大勢の人が買い求めていた。直売所では農家など約90人が出品する農産物や加工品が販売される。
地元から買い物に訪れた人は「とても新鮮でいい買い物ができる。また立ち寄りたい」と話していた。
施設に入って左側は直売所
一升 100円の妙高産コシヒカリ
施設に入って右側はレストラン 海の幸が中心
会場では笹団子やちまきの実演販売や商品券などが当たる福引抽選会なども行われていた。
道の駅あらいではあす24日(金)までイベントを開催中。芝生の防災広場には屋台などが並び、ビアガーデンが楽しめるようになっている。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.