2020年07月16日 18:27更新
小木直江津航路について、佐渡汽船が高速カーフェリーあかねを売却し、ジェットフォイルに変更するとしたことで、年間の輸送人員が昨年度の12万3,000人から半分以下の5万人強に減る一方、年間赤字額が4億円ほど圧縮されることが分かりました。
これは16日開かれた上越市議会全員協議会で報告された。それによると小木直江津航路について、カーフェリーあかねからジェットフォイルのリースに変更して、運行した場合、輸送人員が令和元年度実績で12万3,000人だったものが5万1,000人ほどに半減する見込みだ。
また運航に係る人件費や燃料費、修繕費の削減がはかられ、年間の赤字を9億4,200万円から5億4,100万円にまで圧縮できるという。
一方でカーフェリーあかねで不評だった船体の揺れが、ジェットフォイルで解消されるとしている。
また、協議会では、上越市があかねの建造費として2億5100万円を支出したことについて、申し出が早急すぎるとして、受け入れがたいとする意見などが出た。佐渡汽船では、8月中に上越市と佐渡市、県の同意を得て国に対し船舶の変更を届ける方針。
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