2020年06月25日 10:24更新
助けあいの心をおすそわけ!
新型コロナウイルスの影響で暮らしがままならない人を助けようと、上越市社会福祉協議会が家庭で余っている日用品や食品の寄付を呼びかけている。
上越市社会福祉協議会では、新型コロナウイルスの影響が広がるにつれて、収入の減った世帯などから、日用品が買えないなどの相談が寄せられるようになったということ。そこで、協議会は「義の想いおすそわけプロジェクト」と題し、家庭で余っている日用品や食品の寄付を呼びかけることにした。対象は歯ブラシやタオル、石けんなどの日用品と、常温保存ができて、賞味期限が2か月程度ある食品。ただし、食品については未開封で産地が特定できるものに限る。
協議会では、寄付用のボックスを上越総合福祉センターの1階玄関に設置した。寄付されたものは、行政や地域の民生委員を通じて、必要としている家庭やこども食堂、福祉施設などに贈られる。受付は8月31日まで、時間は午前9時から午後4時まで。ただし、土日・祝日は除く。
上越市社会福祉協議会の白倉由利枝さんは「上杉謙信公は郷土愛を持って、助け合いの心で戦ってきたと言われているので、私たちも助け合いの精神で地域活動ができないかと思った。みなさんから協力いただき、必要な人のもとへ配布していきたい」と話した。
寄付は上越総合福祉センターのほか、市内13ある社会福祉協議会の支所でも受付けている。
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