2020年06月23日 17:55更新
少年補導員として街頭での指導に長くたずさわった上越市在住で上越地区少年警察ボランティア連絡協議会の副会長、相澤隆夫さん(68)が全国少年警察ボランティア協会から少年補導栄誉銅賞を表彰された。今回の受章は金賞、銀賞を含め相澤さんが県内7人目、上越警察署管内では初めてとなる。
相澤さんは平成元年に近所の駐在からの誘いで少年補導員になった。 以来31年間、農業のかたわら街頭で少年・少女への指導や電柱の違法ビラ撤去などに取組んできた。今回は、その功績が称えられての受賞となった。
相澤さんは「驚いている。長年やってこれたのも周りの人の支えがあったからこそ」と話した。また31年間の中での子どもたちの変化についての質問に対し「子どもというより親が変わった。子離れできない親が増えてきた。やはり家庭環境が問題。大人の世界の縮図が子どもたちの世界になっている。親は子どもと同じ目線に立ち、何ができるかを考えてほしい」と話した。
現在、上越地区少年補導ボランティア連絡協議会の会員は71人。上越警察署の岡村厚署長は「相澤さんは会員の相談や人材育成などに尽力して頂いている。感謝している」と話した。
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