2020年06月10日 15:17更新
来月7月11日、関川のアユ釣りが解禁される。それを前に10日、上越市の稲田橋と今池橋の2か所で、アユの稚魚110kgが放流された。
アユの稚魚を放流したのは関川水系漁業協同組合。稚魚の大きさは10cmほど、長野県天竜川で養殖されたもの。関川では例年320kgの稚魚を4か所で放流している。
しかし今年は、その3分の1、110kgに減らして稲田橋と今池橋の2か所での放流となった。減らした理由は釣り人が減少しているため。稲田橋では組合や地元企業などの10人ほどが稚魚を放した。
また今池橋では橋の上からホースを使って放流した。アユは、ひとかたまりとなって川を上っていった。組合員によると集団になることで大きい魚から身を守るということ。
関川水系漁業協同組合で組合長を務める作林一郎さんは「やはり今年も川の水の量が少ない。アユにとっては厳しくなるが、大きくなって釣り人が楽しめるようになってくれれば」と思いを語った。
関川のアユ釣りは来月11日に解禁される。ただし遊漁券が必要となる。組合指定の釣具店やコンビニエンスストアで購入できる。詳しくは関川水系漁業協同組合のホームページまで。
リンク先 ⇒ 関川水系漁業協同組合HP
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