2020年06月09日 15:00更新
本気でイジメを無くします!
イジメを自分たちの問題として考え、どうしたら無くせるか、妙高市立新井北小学校の児童が9日に“いじめゼロ宣言”を全校で発表した。
新井北小では1年生から6年生までの7クラスごとで、イジメについて考えてきた。この日はその成果をクラスごとにまとめ、校内放送で発表。そのうち4年生や5年生は「相手の気持ちを考える」「イジメを見つけたら注意する、ダメならクラス全体で討議する」などの宣言を発表した。
最上級の6年生ははじめに、普段の自分たちの姿を見つめた結果を発表した。具体的にはイジメが悪いことと分かっていても、嫌われたくないため周りに流されてしまうなど。そのうえでいじめゼロ宣言を発表した。
西條敏一校長は「イジメは子どもの中から生まれるので子ども自身が話し合って、許さないと思わないと無くならない。心の闇でいじめることは怖いが、向き合って強くてやさしい子どもにしたい」と話している。
生活委員長の児童は「私たちは学校生活最後だから、下の子にはイジメの無い世界一楽しい新井北小をつくってほしい!」と期待を寄せた。
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