2020年06月10日 09:22更新
国道292号線では、妙高市楡島と東関を結ぶ瑞穂大橋が年明けの完成を目指して建設している。9日は橋が通学路にもなる地元の妙高市立新井南小学校の児童が現場を見学し、橋の仕組みなどを学んだ。
瑞穂大橋は国道292号線の楡島と東関を結ぶ現在の猿橋橋に代わるものとして建設されている。長さは現在の橋より19m長い約85m、幅は8m広い約17mで、国道292号線ではもっとも大きい橋となる。
上越地域振興局道路課の田中裕次課長は「現在冬場は除雪によって幅が狭くなる。瑞穂大橋は路肩部分も確保している」と話した。
この日は新井南小学校の3年生と4年生あわせて13人が工事現場を見学した。現在の橋は児童の通学路だが歩道がない。新しい橋には両車線に歩道があり、安心して通学できる。
児童たちは高所作業で身に着けるハーネス型安全帯の体験や橋の土台、石ゲタを降ろす作業を見学した。
児童からは「機械がたくさんあってすごいと思った。早く渡りたい」と話していた。児童たちはこのあと感想文を書いて担当者に送るという。瑞穂大橋の完成は来年1月末の予定。
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