2020年05月26日 17:51更新
上越市教育委員会は、再開した小中学校の今後の授業の見直しや、指導などについて方針をまとめ、各小学校長へ通知した。
通知によると、前年度の未履修の内容を含め、今年度末までに本年度の学年の内容について未履修がないよう行うとしている。教育課程の見直し等を行っても、予定された残りの授業日数で完了できないことが見込まれる場合、例えば短縮の7限授業を実施したり、夏季休暇を短縮したり、土曜日の授業等により時間を確保するとしている。児童生徒や教職員の負担軽減にも配慮することとしている。
各教科の指導について
当分の間、各教科共通で「児童生徒が長時間、近距離で対面形式となるグループワーク等」や「近距離で一斉に大きな声で話す活動」などは行わないとしている。
・理科「児童生徒が近距離で活動する実験や観察」
・音楽「室内で児童生徒が近距離で行う合唱やリコーダー、鍵盤ハーモニカ等の管楽器演奏」
・図画工作、美術「児童生徒同士が近距離で活動する共同制作等の表現や鑑賞の活動」
・技術家庭「児童生徒同士が近距離で活動する調理実習」
・体育、保健体育「児童生徒が密集する運動」「近距離で組み合ったり接触したりする運動」
※上記内容はいずれも、今年度一切実施することができないということではなく、コロナの感染状況を踏まえて判断するとしている。
水泳授業について
上越市として、今年度は水泳授業を行わない。
部活動について
部活の再開は6月1日からとしているが、1回の活動を1時間以内から始めるなど、週ごとに徐々に活動期間を増やし、1か月かけて通常の時間に戻すとしている。また6月30日までは、活動場所の換気や器具の消毒、土日のどちらかは活動を設定しない、活動の広さに応じて参加人数を決める、対外試合は行わないなどの留意事項を設けている。
※教育委員会では、今後の国や県の指針、市内の感染状況により、内容の変更があるとしている。
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