2020年05月20日 18:47更新
新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込むネイリストと伝統工芸職人を応援しようと、上越市内のネイリストなどがクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げた。支援するとネイルチップなどの返礼品がもらえる。
支援を呼びかけているのは、螺鈿や七宝、漆などの技術を活かした伝統工芸ネイルに取組むネイリスト5人と工芸職人3人のあわせて8人。クラウドファンディングのサイト、キャンプファイヤーに「ネイリストが考える工芸職人応援プロジェクト」を立ち上げた。
メンバーは名古屋市や京都市など県外が中心だが、いずれもコロナウイルスの影響で営業がままならないということ。そのうち、上越市からは、「ネイルアトリエユー」代表の羽深有紀さんが、県内ただひとりの伝統工芸ネイリストとして支援を呼びかけている。
羽深さんは「新潟・上越・全国が元気になるようにメンバーとして頑張っている。大変な状況だが、手を取り合って助け合っていきたい。これを機会に伝統工芸ネイルを知ってもらいたい」と話す。
伝統工芸ネイルは、プロジェクトの発起人でもある名古屋市のネイリスト、山田愛理さんが4年前に考案。工芸の職人と試行錯誤を重ね完成させた。山田さんは「伝統工芸ネイルは世界にひとつだけのネイル。本物の漆を爪に乗せることの特別さを楽しんでほしい」と話す。
プロジェクトの呼びかけは、19日からはじまった。目標は50万円、締め切りは来月28日(日)支援は一口1,400円からで、額に応じてネイルチップやアクセサリーなどの返礼品がもらえる。また、支援の一部が工芸職人やネイリストに還元される。
クラウドファンディングサイトは「キャンプファイヤー」「ネイリストが考える工芸職人応援プロジェクト」で検索。
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