2020年05月23日 06:00更新
自宅で科学遊びを楽しんでもらおうと上越市下門前にある上越科学館が「おうちでサイエンス」と題してYouTubeで今月15日から動画の配信を始めた。
第1弾のテーマは「慣性で歓声」。アルミホイルや鉛筆など家にあるものを使って慣性の法則を学ぶことができる。動画配信は新型コロナウイルスの影響による臨時休館がきっかけで始めたという。
21日は永井克行館長が新しい実験を撮影した。タイトルは「圧力の分散」。
内容は風船と画びょうを刺したうちわを使用する。風船に加わる画びょうの圧力を多くの画びょうで分散させたことで風船が割れないという実験。永井館長は「科学に興味を持ってほしい。できれば週一回の更新を目標に動画を上げていきたい」と話した。
現在、上越科学館では感染症対策のため館内に消毒液を設置している他、ロビーでは椅子の間隔をあけるなどの対策を取っている。永井館長は「来館者には対策をしっかり取ってもらった上で来てほしい。6月からは本格的にイベントも実施する予定。科学館に来てもらう以外にも、普段から科学に親しんでもらえたら」と話している。
動画は随時、YouTubeチャンネルにアップされるということ。
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