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刀を捨て筆にかけた情熱!楊洲周延の貴重な肉筆画27点を展示

2020年05月14日 02:49更新

元・高田藩士というユニークな浮世絵師、楊洲周延の肉筆画展が上越市立歴史博物館で開かれている。

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楊洲周延は絵師になるまえは高田藩士だった。子どもの頃から浮世絵師、歌川国芳や豊原国周に学び、絵師として長州征伐や西南戦争の絵から明治の婦人画まで幅広い作品を生み出した。会場には博物館が所蔵する明治10年から43年までの作品27点が展示されている。

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明治43年「流鏑馬之図」周延が70代の頃に描いた作品

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明治治22年「帝国万歳 憲法発布略図」科書にも掲載された有名な作品

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歴史博物館の花岡公貴副館長は「楊洲の浮世絵は全国の美術館などで多く残っているが、肉筆画は非常に少ない。その肉筆画が一番多く持っているのが歴史博物館なので、是非見に来てほしい」と話していた。

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楊洲周延肉筆画展は6月28日(日)まで上越市立歴史博物館で開かれている。なお歴史博物館では手すりなどの消毒を徹底しているほか、1階と2階に消毒液を設置、来館者にウイルス感染予防への協力を求めている。  

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