2020年05月08日 15:30更新

ご近所の味が丸わかり！

上越市の直江津駅南地区と妙高市新井地区では、それぞれの飲食店が協力して、テイクアウト用のチラシを作り、売り上げ挽回に役立てている。

直江津駅南地区のテイクアウトチラシ。栄町にある焼き肉レストラン「モランボン」が直江津駅南商工会の飲食店に呼び掛けて作った。

呼びかけ人の焼肉モランボン金井洋平副店長は「自分の店だけでなくほかの飲食店も協力して何かできないかと始めた」と話す。

チラシは4,000枚。8店舗の自慢のメニューが掲載されている。チラシは今月3日、栄町や東雲町など商工会のエリアで新聞折り込みに入れた。

 金井さんも「当日から注文があった…見たよ。がんばってと声がかかった。心に響く手応えだった…みんなで協力する雰囲気があった。やってよかった」と手ごたえを感じていた。

一方、新井商工会議所もテイクアウトメニューのチラシを1万3,000枚作り、8日の新聞折り込みで妙高市内全域に配布した。チラシには、新井地区の飲食店23店の一押しメニューが紹介されている。なかにはテイクアウトだけの特別メニューを用意した店もある。

新井商工会議所本間千秋さんは「食事を作るのが大変なお母さんたちに使ってもらいたい。」と呼びかけている。

チラシは参加店の店頭にもおかれているほか、新井商工会議所のホームページhttp://www.araicci.jp/でも見ることができる。

今後内容を充実させながら10月まで毎月1回発行し、月初めの新聞折り込みで配布する予定。