2020年05月07日 18:07更新
この春、妙高市の長沢茶屋に地域のこし協力隊として着任した小林彰さんが7日、ユニークな手みやげをもって地域を挨拶まわりした。
小林彰さんは現在60歳。妙高市には先月4月に東京から移住、後継者不足に悩んでいた長沢茶屋で伝統の長沢そばを打つことになった。しかし新型コロナウイルスの影響で茶屋は休業、もともと東京でそば店を経営していた小林さんだが、自慢の腕を披露する機会がない。
そうしたなか、7日は引っ越しの挨拶回りで長沢地区の75世帯すべてを訪ねた。
持参した手みやげはソバではなく、フランス料理のキッシュ。
地元住民の女性は「長沢に来てくれて嬉しい。一人でも多く長沢茶屋に食べにきてもらえるよう頑張ってほしい」と話していた。
小林さんは「長沢茶屋のオープンまでは、ソバのテイクアウトサービスを行う一方、新しいメニューを考えていきたい」と意欲を見せている。
また、NPO法人いきいき・長沢の大野公男副理事長は「これまでソバのみの提供だったが、今後はうどんやご飯ものなど新しいメニューも作ってくれる 」と小林さんの活躍に期待していた。
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