2020年04月10日 09:35更新
みやびな春!
上越市本町にあるきものの小川の中庭で、ミズバショウの花が見ごろを迎えている。
ミズバショウは1週間ほど前から咲きはじめた。店主の小川善司さんは「ミズバショウは知り合いからもらったもの。今年はきれいにしっかり咲いている」と話す。
30年前は中庭に木や草はなく赤土の平地だった。その後、小川さんが京都の西芳寺を参考にして、苔庭づくりをはじめた。現在も庭師は入れず、小川さん自ら管理している。「苔庭にしたいという思いで世話してきた。たまに客でみたいという人がいる。店からも見えるので楽しんでもらえれば」という。
小川さんは「高田の雁木町家にはそれぞれ中庭があって、思い思いの庭になっている。ここの庭を仕上げるのに30年かかった。70歳を超えたので、次の世代に楽しんでもらいたい」と話した。
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