2020年03月25日 16:41更新
新型コロナウイルスの 感染拡大を防ぐため、 妙高市は 入浴施設や 一部のスポーツ施設の利用休止期間を1か月延長し、4月いっぱいまでとすることを決めた。
これは 25日開かれた妙高市の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で報告された。
休止期間が 4月30日まで 1か月延長となるのは、ほっとランド、妙高高原ふれあい会館、苗名の湯、 わくわくランドあらい。 また、スポーツ施設では、 妙高市総合体育館と水夢ランドあらいそれぞれのトレーニングルームなど。同じく市が運営する教室も4月いっぱい休止。
この他、学校関係では入園式や入学式は 予定通り 4月上旬におこなわれる。 ただし時間を短縮し、来賓は無し、在校生は極力参列させない 方針。
新学期は4月6日にはじまる。授業は通常通り行われるが、登校前に自宅で検温すること、教室では1時間に1回程度換気すること、また児童生徒の 席を離して配置することなど対策がとられる。また部活動も実施するが、できるだけ屋外で3日に1回程度の活動に抑える。
一方で、 ジュニアスポーツクラブなどの活動については、市内のスポーツ施設の利用が休止されるため、現在検討中。
会議の本部長を務める妙高市の入村市長は「やめろとはいいたくないが感染の可能性がある」として活動を控えるよう検討を求めた。
新型コロナウイルスの影響は 観光地にも影を落とす。妙高市 観光商工課がこのほど、妙高高原温泉郷にある旅館など50軒に確認したところ、3月の売上は前の年に比べて、約半数が半減、最大で 8割減る見通しであることがわかった。
なかには、来客が少ないため、休業した施設もあるということ。入村市長は「非常に厳しい状況。妙高市には感染者がいない状況で抑えることが大事。各施設で食事や消毒の方法、部屋の設えなど国の基準に基づいて早急に対応にあたってほしい」と呼び掛けた。
現在 拡張工事をしている 道の駅あらいは 予定通り6月中に オープンするという。
※ご覧の記事の内容は2020年3月25日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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