2020年03月19日 08:50更新
昨年イノシシによる被害をうけた上越市の「たにはま公園」が冬の閉園期間を終え今月オープンした。
公園では去年11月、イノシシによって土が掘り起こされる被害があった。市は対策として公園を囲むように900mの電気柵を設置、昨年12月上旬から今月15日まで24時間通電していた。その結果、土が掘り起こされた跡はみられずイノシシによる被害はなかったという。
公園を管理する地元組合の高橋誠一組合長は電気柵の効果について「最初は不安だったが、今では全くイノシシが出てこない。ドッグランなど別の場所もあるので、今後は電気柵を張る範囲を工夫しても良いと思う」と話した。
18日は青空のもと遊具で遊ぶ子どもたちや散歩をする家族連れの姿が見られた。子どもと訪れた保護者の男性は「コロナウイルスの関係で自粛ムードになっているが、家に閉じこもるのも良くない。天気の良い日はなるべく外で遊ばせたい」と話した。
市では感染対策として遊具などで遊んだあとは手洗いを徹底するよう呼びかけている。また、イノシシ対策の電気柵は今後、午後7時から翌朝6時までの夜間のみ通電される。市では「引き続き柵には触れないよう気を付けてほしい」と呼びかけている。
※ご覧の記事の内容は2020年3月18日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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