2020年03月12日 11:26更新
2020年3月3日から5日にアメリカで開催された世界的なチーズのコンテスト「WCCC(ワールド・チャンピオン・シップ・チーズコンテスト)2020」で、佐渡市の佐渡乳業と上越市の杉田味噌がコラボした商品が銀賞に輝いた。
【農場カマンベール 雪の花チーズみそ漬け(たまり味噌)】
銀賞を受賞した佐渡乳業の「雪の花チーズみそ漬け(たまり味噌)」。杉田味噌のたまり味噌に、佐渡乳業のカマンベールチーズを漬け込んだもので、杉田味噌醸造場と佐渡乳業が1年かけて共同開発した商品。たまり味噌の豊かな香りと白カビの余韻が楽しめるのが特徴。ワインはもちろん日本酒との相性が良いという。
コンテストは世界的なチーズのコンペティションとして知られ、今回123のカテゴリーに26か国、3,667品がエントリーした。日本からは28品がエントリー。世界各国の大学教授やバイヤーなど専門的知識を持つ55人が審査し、各カテゴリーのなかから上位3位までを選んだ。そのうち、新潟県から唯一の出品となった佐渡乳業の「農業カマンベール雪の花チーズみそ漬け(たまり味噌)」がカテゴリー2位に与えられる“シルバー(銀賞)”を受賞した。
受賞を受けて、佐渡乳業の池野一昭専務は「杉田味噌さんとコラボし、こだわって作ったチーズ。まずは佐渡をはじめ県内の方に知ってもらえるよう、これからも頑張っていきたい」と話した。
また杉田味噌の杉田貴子さんは「受賞を聞いてびっくり。“発酵食品”ד発酵食品”が、海外の人にも受け入れてもらえて嬉しい」と。
雪の花チーズみそ漬けは1つ972円(税込)。佐渡乳業オンラインショップの他、杉田味噌直営店舗(上越市本町4-3-16)などで購入できる。
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