2020年03月04日 18:04更新
休校が始まって家で過ごす子どものため、上越市の割烹料理店が弁当を届けるサービスをあす5日から始めることになった。
弁当を配食するのは上越市春日山町にある割烹「から松や」。店主の大久保実さんは割烹を始める前、同じ場所で弁当の配食ビジネスを30年間運営していた。今回、小・中学校が休校となることを知って上越保健所に相談したうえ、弁当の配食サービスを始めることにした。 大久保さんは「春日や木田の子どもたちとは色んな活動で知り合っている。少しでも助けになれば」とサービスを始めるうえでの思いを語った。
5日からのサービス開始に備え、4日は試作品を作った。メニューは知り合いの栄養士のアドバイスを受けながら、だし巻き玉子や煮物など和食が中心。実際の学校給食も参考にして栄養バランスに気をつかっている。
大久保さんは「外で買ってきたものはカロリーも高く味も濃いめ。子どもたちの食習慣を変えていかないと、休みが終わった後の給食が食べられなくなってしまう」と。メニューは、子どもの感想や要望を聞きながらレシピに生かしたいと話している。
注文は春日中学校校区を対象に電話で受け付け、締め切りは前日の午後9時まで。弁当は1個400円から、午前11時から12時半頃までに届けるという。
■問合せ:から松や ℡025-522‐3043 または「から松や」で検索。
※ご覧の記事の内容は2020年3月4日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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