2020年02月26日 17:22更新
上越地域の情報を掲載しているタウン情報誌「月刊ジャックランド」が、今月25日発刊の3月号で終刊となった。同誌は1987年9月に「情報ジャック」という名前で創刊。以来32年6か月、上越地域の情報を伝えてきたがSNSの普及に伴い雑誌としての役割を終え、今号で幕を閉じた。
1987年9月25日創刊 「情報ジャック」10月号
最後となった3月号では、終刊特別企画として“プレイバック座談会”を掲載。編集部の古株4人がジャックランドのこれまでを振り返りながら、過去のデザインや特集を振り返っている。
ラーメン特集の表紙では、掲載している店に不公平がないよう、スタッフが会社で作ったラーメンを撮影し掲載したことも。「あの表紙のラーメンが食べたい!」と問合せがあったことなどを明かしている。
植木昌成社長は「長い間携わってきて“自分の子ども”みたいなもの。その時代に必要なものは、世の中が便利になるにつれて幕を閉じていかなければいけない。読者の皆様やクライアント、関係者の皆様あっての32年間。感謝、感謝の一言です」と振り返った。
会社は3月いっぱいで廃業となる。
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