2020年02月10日 16:36更新
ITを活用して新しいビジネスや業務の効率化にとりくむ地元企業による講演会が、7日に上越市で開かれた。
講演会を開いたのは、IT技術を使って地域づくりに取り組むORAJA,上越地域活性化機構。この日招かれたのは、新潟市の企業2社。いずれも去年開かれた「新潟ITアワード」、県内のIT企業が自社ソフトやノウハウを競う場で最高賞を受賞した。
そのうち、「クーネルワーク」は、「新潟直送計画」の取り組みを紹介した。これは、県内農家や食品会社にインターネットの販路を提供するもの。クーネルワークは商品を集めるだけでなく商品撮影、PR、注文受付までサポートする。インターネットの使い方がわからない農家でも、手軽に全国販売できるとして、県の特産品やグルメをひろくPRできるということ。クーネルワークは「昨年の注文合計が約5万件。そのうちの95%が県外へ発送。ギフトで送ったり元県民が地元を懐かしんで購入している。県外への流通を目的としているので果たしていると思う」と話した。
ORAJAは、地域のIT企業を紹介することで若者に雇用の場を紹介し、Uターン、Iターンにつなぎたいと話す。上越市のIT系の専門学校に通う学生は「初めて聞いてこんなにおもしろいことをしているのかと思った。インターネットはつながる力が強い。東京・新潟・上越関係なく社会が変わるのでは。これから就職活動なのでやりたいことを探していけたら」と話した。
※ご覧の記事の内容は2020年2月10日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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