2020年02月03日 17:09更新

きょう3日、直江津港内でゴムボートに乗って釣りをしていた長野県の2人が、強風で陸に戻れなくなり上越海上保安署に救助された。2人に怪我はなかった。

救助されたのは長野県千曲市と長野市在住の男性2人。上越海上保安署によると3日正午過ぎ、2人から118番通報があったという。

救助の要請を受けた海上保安署は巡視艇たつぎりを発動させ、午後00時50分に国際石油開発帝国の直江津LNG基地の前面護岸でゴムボートを発見した。荒天のため海上からの救助は無理と判断。消防職員と協力して護岸からはしごを使用して、午後1時5分に2人を救助した。2人にけがはなかった。

当時、天候は曇りで西風15ｍの強い風が吹いていた。港内の波の高さは1ｍだった。救助された2人は天候が悪化することを知っていたという。海上保安署では、釣りをする場合は気象状況を把握し、早めの行動を心掛けてほしいと注意を呼び掛けている。