2019年12月12日 15:09更新
県内で収穫されたジネンジョの品評会が11日、上越市で開かれた。
ジネンジョの品評会は上越地区をふくむ県内3つの生産組合でつくる協議会が、毎年持ち回りで開いている。
11日は長さ1m以内で重さ500g以上の42点が出品された。審査のポイントは見た目や形にはじまり、すりおろした時の粘り、糖度、香りなど。
審査員長で上越農業普及指導センターの前川敏志所長は「優劣つけがたい、粒ぞろい。夏の暑さで栽培が難しい状況だったなかでこれだけ高いレベルのものを出してもらった」と高く評価。
上越農業普及指導センターでは、今回出品した農家の栽培ノウハウをほかの農家にも広め、品質向上を図りたい考えだ。
審査の結果、上越からはJAえちご上越自然薯部会の上野泰弘さんがみごと1等に輝いた。ほか、上越からは農家2人と農業団体一つが入賞した。
JAえちご上越によると、管内では大島区や吉川区、清里区、桑取地区などでジネンジョが栽培されていて、あるるん畑とよしかわ杜氏の郷で買い求めることができるという。
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