2019年12月09日 15:25更新
100年以上変わらない味!
地元で生産されたイチジクのシロップ漬け缶詰が、上越市大潟区のマルト歌代菓子舗であす10日から販売される。
イチジクは在来種の蓬菜柿で大潟区の住民が栽培したもの。それをマルト歌代菓子舗がシロップ漬けに仕上げる。これは110年以上前から伝わる昔ながらの名物。店ではイチジクを1年中食べられるよう缶詰にしている。
作り方は昔と変わらず9月初めに収穫したものをグラニュー糖と水だけのシロップに約3か月漬け込む。販売は毎年12月10日に始まる。缶のラベルも昔と変わらない。
歌代ゆり子さんは「今年も例年並みに美味しい。完熟したイチジクを使っているのでポタポタとした食感」と話した。
今年は夏の猛暑や台風の影響で収穫量が少なく、缶詰は例年の半分の約900個。
9日現在、100個ほどの予約が入っていて、なかには30個も注文する人がいるということ。歌代さんは「毎年待ってくれている人がいる。張り切って作っている。クセがない日本産のイチジクのおいしさを伝えたい。大潟区は日本産のイチジクがたくさんとれるので食べてほしい」と話していた。
イチジクの缶詰は一つ280グラムで税込み1080円。マルト歌代菓子舗の営業時間は午前9時から午後6時まで、月曜日が定休。
※ご覧の記事の内容は2019年12月9日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 12月9日 19:00~13日 19:00まで)
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