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雁木通りにダイコン干し 大町小児童が体験

2024年12月04日 15:56更新

冬の訪れを告げる「白いすだれ」

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上越市高田の雁木通りにダイコンをつるす昔ながらの作業が12月4日(水)から始まり、学校区に雁木通りがある上越市立大町小学校の児童が体験しました。

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ダイコンをつるす作業は、冬の雁木通りで見られる昔ながらの風景を守ろうと、NPO法人「街なみFocus」が10年以上前から行っています。 

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この日は学校周辺の街並みについて調べている大町小学校の5年生34人が体験しました。 

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はじめにダイコン50本の皮をむき、長さ15センチ厚さ2センチほどに短冊切りし、束にして麻縄で縛りました。 

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児童
「手順が難しくて覚えられない。まあまあできそう」
「見ていたら難しいけれどやってみたら意外と簡単。楽しい」

このあと雁木の軒先30メートルにわたり、ダイコンをつるしていきました。

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児童
「初めてやった。ひもを結んだりクロスするのが難しかった。」
「ダイコン干しを見たことがない。ちょっとずつ縮んでいく様子が見てみたい。地域の人や通りがかった人に見てもらいたい」

街なみFocus 理事長 岸波敏夫さん
「冬の景観、懐かしい風景を残したい。子どもたちにこの風景を見させてあげたい。雁木もこのような使い方があるとわかってもらえたら」

ダイコンは冷たい風にあてることで甘みが増し食感が良くなるということです。来年1月中旬までつるし、NPOが近所の人たちなどに配って、はりはり漬けやサラダなどにして食べるということです。

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