2019年11月22日 16:08更新
ふるさとの味を一から手作り!
この秋、川をのぼってきたサケで燻製をつくろうと、上越市立潮陵中学校の生徒がきょう22日、サケの3枚おろしに挑戦した。
サケの燻製づくりは潮陵中学校、秋の恒例行事。サケは学校近くの桑取川で獲れた25匹を地元の漁業協同組合が提供した。22日は、全校生徒27人が燻製づくりの下ごしらえとしてサケの三枚おろしと切り身づくりに取組んだ。
サケは大きいもので長さ70センチほど。
1年生には、生の魚を扱うのがはじめてという子もいて、地域の人に教わりながら真剣にさばいていた。
講師は元漁協組合員や鮮魚店の人が務めた。切り身は調理室に運び、血を流したり骨を抜いたあと、食べやすい大きさに切って味を付けて完成させた。
この取り組みは、地域の自然やなりわいを学び、働くことを考えるきっかけにしてもらおうと、30年ほど前から行われている。初めてさばいた1年生は「骨が硬くて大変だった。普段何気なく食べていたが、さばくとこんなに大変なんだなと思った」「小学生のころ見学したことはあった。うすくさばいて骨を1本1本とるので燻製を作るのは難しいと思った」と話した。
また取り組み3年目となる3年生は「皮をとるのが得意。今回もきれいにできて良かった。1年生の時は血がすごいなとおもったが2年生からは慣れてきて出来るようになった」という。
サケは、このあと2週間ほど乾かして、燻製に仕上げる。 最後の加工体験となった3年生は「桑取川にサケが上がってくることがすごい。しかもその川が地元に流れているのですごいと思う」と話した。
燻製は冬休みに入る前に完成させ、生徒や地域の人に配るということ。
来週は、桑取川でサケの捕獲体験が行われる。
※ご覧の記事の内容は2019年11月22日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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