2017年04月09日 12:55更新
9日 陸上自衛隊高田駐屯地
自衛官候補生の入隊式が9日、陸上自衛隊高田駐屯地で行われ、新入隊員が決意を新たにした。入隊したのは、上越市と妙高市の出身者12人を含む80人。
式では家族、来賓が見守る中、新入隊員一人一人の名前が呼ばれた。そして代表者に続いて全員が「専心自衛官として必要な知識及び技能の習得に励むことを誓います」と宣誓した。
二宮充史 第二普通科連隊長
式辞では二宮充史 第二普通科連隊長が「熊本地震や、鳥インフルエンザ、糸魚川で発生した大火災など、災害に対応する自衛隊に期待と信頼が高まり、迅速に適切に対応していくことが求められている」と述べた。
またこれから始まる教育訓練に向けては「厳しさや苦しさを乗り越え、喜びを分かち合い、全員が無事に修了することを心から期待している」と激励した。
柏崎市出身の新入隊員は「中越沖地震で活躍する隊員の姿を見て、自分も自衛官になり、人を助けたいと思った」と入隊動機を話した。そして「先輩たちのように立派な自衛官になれるよう、日々の訓練を頑張りたい」と決意を新たにした。
新入隊員は、これから約2か月半にわたり基本動作や武器の使い方、戦闘訓練など基礎教育を受けたあと、自衛官として正式に採用され、各部隊に配属されることになっている。
※2017年4月10日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~