2019年11月13日 09:39更新
今年度の上越市表彰式がきょう12日開かれ、社会福祉や教育など様々な分野で活躍した市民や団体に表彰状が贈られた。
表彰されたのは市政や産業、教育など8つの分野で活躍し、功績のあった市民68人と6つの団体。式では村山市長から一人ひとりに表彰状が贈られた。
産業分野では有限会社グリーンファーム清里が選ばれた。
ここでは山間部の使われなくなった農地を専業農家や別の法人に再配分するなどして耕作放棄地の解消に貢献してきた。こうした活動を27年間にわたって続け、おととしには農林水産祭で最高賞の天皇杯を受賞している。
グリーンファーム清里の保坂一八代表は「自分たちが続けてきたことが間違いではなかったと思えた。今後、年号が変わった令和にあった切り口で地域を守っていきたい」と話した。
また、教育分野では去年12月に惜しまれつつも解散したNPO法人素人芝居大浦安が選ばれた。大島、浦川原、安塚の住民が高齢化や過疎化などをテーマに演劇作品を28年間作り続けてきた。渡邊浩一理事長は「住民と頑張ってきた結果。表彰してもらって感謝している。まだ地域は続いているので新しい発想と工夫で活動を続けたいと思っている」と話した。
村山市長は「これまで培ってきた共感や行動を多くの市民に分け与え、人と人、人と地域の絆をつむぎこの町を明るく照らしてほしい。」と挨拶した。
※ご覧の記事の内容は2019年11月12日(火)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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