2019年10月16日 18:07更新
台風19号による災害で、妙高市の県道飯山斑尾新井線が土路地区で通行止めとなっている。このため土路地区とその奥にある樽本地区が孤立している。
現在、県が復旧工事を進め、今夜中には土路までが開通する見通し。通行止めとなっているのは妙高市の県道飯山斑尾新井線。土路地区の手前1キロほどから樽本までのあいだ9キロにわたって37か所で道路が陥没などした。
このため、土路地区で3世帯3人、その奥にある樽本地区で7世帯11人が孤立。通行止めの地点から土路地区までは歩いて入るしかない。県では、現在、応急の復旧工事をすすめている。今夜中には土路までが開通し、樽本までは早ければ22日には通行止め解除の見通し。その場合、住民関係者に限り通行でき、一般車両は通行できない。土路地区の上流にある樽本地区では、台風が接近した12日から13日にかけて280ミリの激しい雨が降った。両地区に暮らす14人は、その多くが80代以上。妙高市では、両地区の住民に安否確認するだけでなく、必要な支援物資を歩くなどして届けている。
こうした中、市では被災直後から両地区の住民に電話をかけ、健康状態の確認などをしている。さらに求めに応じて職員が歩くなどして現地に入り、必要な生活物資を届けている。
要望が多いのは薬だという。
また、明日には保健師が派遣されることになり、住民の健康状態を確認する予定。その上で、救急搬送が必要な場合は、頸南消防署からドクターヘリの出動も視野に入れている。
※ご覧の記事の内容は2019年10月16日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30
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