2019年10月06日 06:00更新
新潟県内でクマによる人への被害が相次いでいる。
上越地域ではこの秋、ツキノワグマのエサとなるブナが不作または凶作となっている。このため、県ではクマが人里に出没する危険性が高いとみて注意を呼びかけている。
提供:新潟県
県はこの7月から2か月かけて、ブナやナラ類の実のなり方を調べた。それによると上越市・妙高市ではブナ、ミズナラ、コナラのいずれも、実をつけない割合が9割を超え、凶作、不作となった。
また人里に近いエリアでのクリやオニグルミは、平年並みかやや不作となっている状況。こうしたことから、県では山の奥地に棲むクマがエサ不足になると予測。人里や里山に出没する危険性が高いとみて、庭先にカキやクリの木がある場合は放置せず早めに収穫することなどを呼びかけている。
またクリ拾いやクルミ拾い、キノコ狩りで山に入る場合は、ラジオやクマ鈴など音の出るものを携行し人の存在を知らせることが大切。
県によると、今年4月から9月末までのクマの目撃情報は上越市で64件、妙高市で55件あった。
※ご覧の記事の内容は2019年10月3日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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