2019年09月11日 18:33更新
女子サッカーチーム、アルビレックス新潟レディースの選手が11日、上越市立直江津南小学校を訪れ、サッカーを題材に、将来の進路を考える授業を行った。
直江津南小学校を訪れたのは、元日本代表の上尾野辺めぐみさんなど、アルビレックス新潟レディースの選手3人と、奥山達之監督。
この日は監督や選手が講師を務め、5年生54人を前に授業を行った。テーマは「自分の夢や将来の職業」。
はじめに児童はグループに分かれ、サッカーに関連する職業にはどんなものがあるか話し合った。3人の選手もグループを回り、アドバイスした。
各グループでは意見を共有し、一人ひとりが自分に無いアイデアをメモする。これはブレーンストーミングと呼ばれる方法で、発想の広がりを狙いとしている。そのうえで、児童は自分の関心のある職業を書いた。
最後に奥山監督は、夢を実現するために意志、役割、能力を意識すること、自分の意見ははっきりと伝えることができるようになってほしいと呼びかけた。
去年からサッカーを始めたという女子児童は「スポーツドクターや医療にかかわる人など、職業には役割があることが分かった。将来は女子サッカー選手になり、ブラジルに行きたいので語学を身につけたい」と話した。
県サッカー協会とアルビレックス新潟レディースでは、県内の小学校を対象にサッカーを通じたキャリア教育に取り組んでいて、10月1日(火)には東本町小学校でもこの授業が行われる予定。
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