2019年09月08日 15:54更新
認知症の人やその家族が一緒に走り、全国をたすきで結ぶリレーイベント「RUN(らん)伴(とも)」が8日、上越市で開かれた。
このイベントは、認知症の人とその家族や地域の人たちが一緒に走り、絆を深めながら誰もが暮らしやすいまちづくりを目指すもので、全国で行われている。
上越でも、毎年開催されていて今年は、高田と直江津そして、大潟と名立の4つの地区でそれぞれたすきが繋がれた。
このうち、高田地区では認知症の当事者のほか、医療・介護従事者や看護大学の学生など15人が、約5㎞の区間をたすきで繋いだ。
たすきには、それぞれの走者の名前が記入される。このたすきは、前日の十日町と魚沼から引き継がれたもの。
第一中継所となった高田西城病院では、多くの人たちが応援に駆け付けランナーのゴールを見守った。
ランナーの休憩と記念撮影ののち、再び次のランナーが応援に駆け付けた大勢の人たちによるアーチをくぐりスタートを切った。
イベントの関係者によると、中継地点でこれだけ多くの応援がありアーチが作れるのは珍しいということ。
この日、高田で繋がれたたすきは14日に新潟で行われるリレーへと引き継がれる。リレーは、7月に北海道で始まり、11月の沖縄までそれぞれの地域で開催される。
参加者は全国で約1万9,000人。認知症の当事者も1,895人が参加する予定。
※ご覧の記事の内容は2019年9月6日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 9月6日 19:00~ 9月12日 19:00まで)
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