2017年03月28日 17:12更新
地域の活性化や安全安心なまちづくりを進めるため、上越市とコンビニ大手の「セブンイレブン・ジャパン」、直江津に店舗がある「イトーヨーカ堂」、そして頸城自動車株式会社の4者が協定を結んだ。これを記念し、上越市をPRするための商品が28日、県内のセブンレブンとイトーヨーカ堂・直江津店で発売された。
発売されたのはおにぎり、ラーメン、スイーツの3品。おにぎりとラーメンには上越市本町4丁目にある老舗味噌屋、杉田味噌が使われている。スイーツは高田の夜桜をイメージしている。いずれの商品もパッケージに、上越市のPRマスコットキャラクター「けんけんず」が印刷されている。
県内にあるセブンイレブン約400店舗と、イトーヨーカ堂・直江津店で28日から発売され、食を通じて市をPRする。
この取り組みは上越市の農産物を使った商品の開発から販売、観光の振興、さらに見守り活動など地域の活性化や安全安心なまちづくりに向けて連携していこうというもの。
協定はセブンイレブンが全国の自治体と進めているもので、全国では79か所目、県内では長岡に続いて2か所目。締結式では村山市長が発売された商品を試食した。
市長は「上越市の自慢の産品を発信できる。また、お年寄りの見守り、安全安心が強化される」と協定を通じた取り組みに期待していた。