2017年03月26日 20:06更新
妙高市出身で世界で活躍するスキージャンプの3選手を招いた
ジュニア対象のジャンプ体験会が国立妙高青少年自然の家で開かれた。
この催しはスキージャンプ競技の裾野を広げるとともに、
こどもたちに夢を持つきっかけにしてほしいと上越スキー協議会が初開催。
ゲストは妙高市出身でソチ五輪で銅メダルを獲得した清水礼留飛選手と
兄の亜久里選手。そして同じく妙高市出身で清水兄弟と一緒にワールドカップなどに
参戦している曽根原郷選手の3人。
清水礼留飛選手(雪印メグミルクスキー部)
清水亜久里選手(ユーグレナスキー部)
曽根原 郷選手(東京美装スキー部)
参加したのは上越・妙高・糸魚川市在住で、5歳から小学6年生までのおよそ40人。
会場には高さにあわせて、れるひシャンツェやあぐりシャンツェなど
3選手の名前がつけられた特設のジャンプ台が用意され、
こどもたちは3選手やコーチたちのアドバイスをもとに元気よく宙を舞った。
体験会のあとには3選手のサイン会や礼留飛選手がソチ五輪で獲得した
銅メダルの披露も行われ、こどもたちは地元出身のトップアスリートと身近に触れ合った。
清水礼留飛選手は自身の幼少のころと比べて、「参加した子どもたちの方が全然上手。
僕はテイクオフするまでに何年もかかった。」とジュニアの活躍に太鼓判。
その上で「体験会は僕の刺激にもなる。ソチ五輪から3年が経ち、次の五輪まであと1年。
まだまだチャンスはあると思うし、自分のジャンプにこだわって目標を達成したい」と
2018年平昌五輪(韓国)に向けて意気込んでいだ。