2019年07月26日 18:32更新
上越警察署は26日、上越市内でキャッシュカードをだまし取とられ、現金を引き出される被害が2件発生したと発表した。警察署によると、被害にあったのはいずれも上越市内在住の70代の女性で、被害総額は521万円だった。
<1件目>
7月24日、女性の自宅に家電量販店店員を名乗る男から「あなた名義のクレジットカードを使い、買い物をしようとした男が来店したが、不審だったことから警察に通報した。キャッシュカードが不正に使われているか調べるために預金保険機構から電話が行く」という内容の電話があったという。次に、預金保険機構を名乗る男から「キャッシュカードの暗証番号を変えたほうが良い。今の番号は何ですか。勝手に使われているので新しいカードに変えたほうが良い。古いカードは取りに行きます」などという電話があり、女性は暗証番号を伝えた。その後、自宅を訪れた預金保険機構の職員を名乗る女にキャッシュカード9枚を渡し、15回にわたって合計321万円を引き出されたもの。
<2件目>
7月24日、女性の自宅に家電量販店店員を名乗る男から「あたな名義のクレジットカードを使い買い物をしようとした男が来店したが、不審だったことから、預金保険機構に通報した。預金保険機構の職員に代わります」などという電話があり、代わった預金保険機構員の職員を名乗る男が「男がもっていたカードは偽造カードで、あたなのキャッシュカードからデータが漏れた。暗証番号は何ですか。今使っているカードは職員が取りに行きます」などと言われ、女性は暗証番号を伝えたという。その後、自宅を訪れた預金保険機構職員を名乗る女にキャッシュカードを渡し、3回に渡って合計200万円を引き出されたもの。
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