2017年03月25日 07:00更新
音楽や芝居など上越地域で活動をしている人たちに使ってもらおうと、上越市土橋に倉庫を改修した小劇場がつくられた。この週末、初めてライブが開催される。
この倉庫は上越市土橋にある松原製本所の経営者、松原一博さんが所有するもの。松原さんの昔からの友人で、高田で活動するの演劇集団「みゅーじかる☆高田笑劇場」を主宰するマル丸山さんが、一年かけて倉庫を改修して小劇場が完成した。
MAPS(マップス) GARAGE(ガレージ)PARK(パーク)の頭文字をとり「MGP(えむじーぴー)」という名前で、上越で活動している人が集まる「発表」の場として地域を活性化したいという思いが込められている。
スペースは横9m、縦8mの70㎡。ステージ側と客席側に分かれていて、客席には約30人分の椅子が用意されている。
照明設備にはLEDライトが8灯用意され、組み合わせによってどんな演出にも対応できる。ステージ向かって左側、下手の壁は開閉可能で、外から車が入ってくるようなダイナミックな演出も可能だという。
マル丸山さんは「上越市内で我々のような演劇集団やダンス、立ち回りなど様々なパフォーマンスをやってる方たちがいる。そういう人達が気軽に発表できる、市民の発表の場になってもらいたい。小劇場として生の声、目の前の表情、倉庫ならではのダイナミックな仕掛けを見てもらいたい」と話している。
MGPは今後も少しずつ改修を進め、今後はミラーボール、スモークなどの演出効果用の機材も用意する予定。
M・G・P (上越市土橋2273)では今週末25日(土)に、フリーライブが開催される。一人芝居、日本舞踊、弾き語り、コントなどが上演される予定。時間は午後8時から入場料は無料。
※2017年3月24日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~