2019年06月13日 10:52更新

上海で決めろスマッシュ！

上越市の卓球少年、山岸駿さんが7月に中国で開かれる12歳以下を対象にした東アジア大会に日本代表として出場する。団体戦、個人戦でのメダルをめざして、現在猛練習の日々を送っている。 日本代表に選ばれたのは上越市立有田小学校の6年生、山岸駿さん11歳。山岸さんは年中園児のころから卓球をはじめ、年齢別の全国大会に何度も出場してきた。ことし5月に12歳以下を対象にした東アジアホープス大会への選考会が東京で開かれ、山岸さんは1次、2次ステージをいずれも2位通過、最終3次ステージで1位となって日本代表選手6人の1人に選ばれた。山岸さんは「初めての国際大会に出場できてうれしい。中国の人と試合できるのがうれしいし、他の外国選手も強いのでチャレンジしていく。相手から攻められないよう自分から攻めていく。」と意気込んでいる。山岸さんの両親は二人ともに卓球経験者。1歳年上で双子の姉妹も全国大会出場という卓球一家で育った。父親でコーチの優作さんは「卓球を始めた頃からこの大会出場が目標だったので予選会から勝ちたい気持ちがでていた。試合を重ねるうちにどんどん実力がついてきた。日本チームとしてアジア1位をめざすとともに、卓球で皆の見本になってほしい。」と話す。山岸さんは現在、主に上越市総合体育館で毎日2～3時間、週6日の練習に励んでいる。左打ちで得意技はフォア・バックハンド両方のドライブ、左右のバランスがとれた攻撃型。しかし本人はレシーブが苦手ということで、「チャンスボールはしっかり狙いたい。目標は水谷隼選手。同じ左利きなので真似したい。将来の夢はオリンピックの舞台で優勝すること。」と話している。東アジアホープス大会は7月5日(金）から中国・上海で開かれる。山岸さんは個人・団体戦両方に出場する。初の世界大会に「団体戦は優勝、個人戦は3位以内に入りたい。」と目標を掲げた。

※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間 6月12日 19:00～ 6月18日 19:00まで）