2017年03月17日 09:28更新
上越地域の障がいのある人の作品を展示した「エイブル展」が16日から上越市市民プラザで開かれている。
エイブル展は障がいのある人の可能性を求め、自立を支援しようと企画された。上越市の陶芸家、髙井進さんは、35年にわたって障がい者の作品作りを支援していて、今回も髙井さんが中心となって開催した。
会場には上越市大潟区に住む渡邉綾さんの書道作品。糸魚川の槙崇人さんの絵画作品。妙高市の岡田清和さんの貼り絵などを中心に展示されている。岡田さんの貼り絵は中学校の道徳の教科書に掲載されたことがあり、その原画も展示されている。
16日は岡田さんの実演もあり妙高山を背景にしたにしき特別支援学校の風景を貼り絵で描いた。
また渡邉さんも訪れた人の前で筆を使って力強く「絆」と書いた。
主催者のひとり髙井さんは「作者の気持ちが見た人の心にしみわたる作品が多い。よく見てもらいたい」と話している。
エイブル展は今月20日、月曜日まで上越市市民プラザでひらかれている。