2019年05月12日 22:21更新
上越市西本町のイトーヨーカドー直江津店が、12日閉店し、32年の歴史に幕を下ろした。最終日は多くの買い物客でにぎわい名残を惜しんだ。
同じ建物内にあるエルマール専門店街は、イトーヨーカドーの閉店後も営業を続ける。イトーヨーカドーと同じ32年前から営業してきた山本味噌の山本幹雄さんは「閉店はしょうがない。エルマールはこれからもがんばっていく」と話していた。
イトーヨーカドー直江津店は、昭和62年に開店し、32年間にわたり直江津市街地の核として親しまれてきた。最終日の営業は午後7時で終了し、大勢の買い物客が見守る中、閉店セレモニーが行われた。
セレモニーで佐藤聡店長は「イトーヨーカドー直江津店を忘れないでください。32年間本当にありがとうございました。」と感謝の気持ちを表した。
従業員が頭を下げるなか、シャッターが下りていくと集まった人たちから大きな拍手が送られていた。
イトーヨーカドー直江津店の後継テナントについて建物を所有する頸城自動車の白石雅孝副社長は、「候補の事業所と諸条件で協議をしている。具体的な内容は明らかにできないが、出来るだけ早く決めたい。」と誘致を急ぐ考えを示している。
なお、エルマールでは6月5日から32周年誕生祭を開くことにしている。
※ご覧の記事の内容は2019年5月13日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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